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鳥インフルエンザ 仕組み  [事件、事故、ニュース]

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中国で感染拡大が懸念される鳥インフルエンザ



中国で18人が感染し、そのうち6人が死亡した「H7N9」型鳥インフルエンザ。上海市などでは、生きた鳥を扱う市場の閉鎖を決めるなど、予断を許さない状況が続いている。
インフルエンザは、たんぱく質の抗原性の違いによって、大きくAからCの3つに分かれる
その中でも、新型インフルエンザとして大流行を起こすのは、A型インフルエンザで、地球最大規模の、ヒトと動物との間に共通する感染症。
そして、A型はウイルスの種類が多く、糖たんぱく質の「H(ヘマグルチニン)」16種と、酵素である「N(ノイラミニダーゼ)」9種類の組み合わせで、その型が決まる。
例えば2009年にメキシコで発症し、世界的に流行したインフルエンザは、「H1N1」という型だった。
また1997年に、香港で「H5N1」型の鳥インフルエンザが、初めてヒトに感染し、鶏などおよそ15万羽を処分、いったん終息している。
アルファベットと数字は、このA型インフルエンザの種類を表したもの。
なぜ、この鳥インフルエンザが、ヒトにもかかるのか、専門家に聞いた。
元国立感染症研究所・白鴎大学の岡田晴恵教授は「鳥インフルエンザというのは、遺伝子の変化を起こしやすいウイルスでございまして、鳥や豚の中で、混ざり合うような、交雑を起こして変わっていくとか、遺伝子の変化を起こして、ヒトにかかりやすくなる場合があります。鳥の病気でございますから、ヒトがかかった場合には、そもそもの免疫がないわけですね。重症化をしやすい可能性がある」と話した。
今回のH7N9型だが、3種類の鳥インフルエンザウイルスが組み合わさったものである可能性が高いことが、イギリスの科学雑誌「ネイチャー」に発表された。
また、WHO(世界保健機関)は、ヒトなど哺乳類の細胞に感染しやすい遺伝子に、配列変化していたと考えられると述べている。
このH7N9型のワクチンの生成はどうなっているのか。
岡田晴恵教授は「これから、ワクチンを患者さんから採ったウイルスで、有効性・安全性を検証しながら、ワクチンを作っていくということになります。中国も半年ぐらいかかると。先進国でも、その程度の時間はかかるということは、事実だと思います。ヒトからヒトにうつって、大流行しているというわけではないと、よく注視しているということが大事だと思うんですね」と話した。

参考 URL : http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00243648.html

ワクチンの生成にはニワトリの卵を使用するらしい。。。タミフルほしいよ~

症状。~人に感染した場合と、鳥の場合~

鳥人.jpg

現在の高病原性鳥インフルエンザが人に感染した場合の症状は、通常のものと同じように、発熱や頭痛、嘔吐、咳などの呼吸器の症状や、全身の倦怠感などが主な症状だと考えられています。
死亡の直接の原因としては、肺炎が多いです。これまで感染者の5割以上の人が亡くなっています。
抵抗力が高いはずの若い人ほど、致死率が7割以上となっているのも特徴です。
10代~30代の致死率が特に高いのです。
これは、サイトカンという活性因子が、防御反応で体内に大量につくられ、気道閉塞や多臓器不全を引き起こしてしまうためです。
若くて元気で健康な人の方が、このサイトカインを過剰産生(サイトカイン・ストーム)してしまい、死亡原因となるのです。
アレルギー反応と似た仕組みだと思ってください。

参考 URL : http://www.toudai-karate.net/influenza/bird.html


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